渋谷駅の風景

10日くらい前だったかな。渋谷駅の風景。酔っ払いが倒れてる。倒れてる人の友人がどこかに連絡してる。駅員は迷惑そうだし面倒くさそう。平和だ。

「平和」という概念が全部この絵に詰まっている。
もっと言うなら、「個人と社会」という図式がこの絵に詰まっている。もしかしたら、ある日、酔いつぶれている人と駅員の関係は逆転するかもしれない。例えば、この写真で酔いつぶれている人が白木やの店員だったとしたら、白木やでこの駅員が酔いつぶれた時、立場が逆転する。
という意味で言うなら、社会は、誰もが、相互に、鶴と与平の関係にある。そう、甘えの構造だ。
平和だ。
辞書で「平和」と引いた時に載ってる挿絵をこの写真にしたい。すみません。ただの酔っ払いを撮った写真なのに妄想がエスカレートしてしまいました。