カブトムシ

カブトムシとクワガタはどっちが人気があるのか、素で分からない。

北海道の僕が育った地域にはカブトムシはいませんでした。検索するとこういう結果。いまはいるのかもしれません。
だから、カブトムシの方がレアな印象です。カブトムシは、縁日でしか手に入れることができず、僕が小学生の時代で1匹500円でした。
クワガタはいっぱいいました。山とか、全然、自転車で行けましたから、そういう場所で木を蹴飛ばすとガサガサって、いっぱいクワガタが落ちてきた。クワガタを獲りに行くと1時間とかで20匹くらいは獲れました。ですから、1匹500円のカブトムシと、いっぱい獲れるクワガタの扱いは、子供ながらに、いや、子供だからこそ、雲泥の差だったものです。

北海道にはカマキリもいない。カマキリは東京に着てから初めて見ました。例外も取り沙汰されますが、北海道にはゴキブリもいないです。


東京のクモは小さい。
北海道には鬼蜘蛛がいっぱいいて、最悪です。
僕はクモが死ぬほど嫌いです。世界で最も嫌いです。あと、静電気も嫌いです。静電気のせいで僕の行動は挙動不審になります。金属製のドアノブを目の前にすると、あからさまに挙動不審になります。夏でも、です。

蜘蛛。
よくぞ、あれだけ身の毛もよだつ形態がこの世に存在したものです。「負の様式美の真骨頂」だと言って良い。あの形象を設計したやつは「凶悪な負のアーティスト」です。人間の想像力でいかにグロテスクなものを考えても限界があるのは、自然界が常にそれを上回るからかもしれません。エイリアンも、貞子も、蜘蛛の前には、リアリティのカケラもない。それこそ、僕は、鬼蜘蛛を見ると呼吸が止まります。これが東京にいないだけで、ものすごく救われた気分です。鬼蜘蛛を知らない人で、興味がある人は検索とかで見てみてください。スパイダーマンは好きです。

話が逸れたましたが、カブトムシの幼虫をもらったのです。

メスなのかオスなのかも分かりません。そういうのも含めてワクワクします。ドリーム坊や(4歳)が、この3匹の幼虫に名前を付けました。「ブンゴ」「コンブ」「ワカメ」だそうです。


「ブンゴ」というのが謎です。