ワンダーボーイ

先日、ワンダーボーイという曲を発表しました。

ワンダーボーイ(音が鳴ります)

簡単に、この曲の製作過程を記したいと思います。

とある、ネットとは無縁の催しでバンド演奏をすることになり、その練習を僕の家でやっていた時に、酔った勢いでもないけど、まったりとしたノリでみんなで曲を作ろうという話になったのです。

全然、実現を意識しないテンションで、クジ引きをして、Aメロの作詞作曲担当、Bメロの作詞作曲担当、サビの作詞作曲担当を決めることになりました。
その結果、たけし君がAメロ、サトさんがBメロ、僕がサビを担当することになりました。

その後、Aメロからサビまで含め、曲は10分でできました。誇張ではなく10分です。

初っ端Aメロ担当のたけし君の作曲法が特に(悪い意味ではなく)適当だったので、それが後の2人に響いたというのが正直なところかもしれません。それはそうと、サトさんのBメロは僕には全然ない発想なのですごく新鮮でした。
たけし君が作ったAメロの最後に「え?何だって?」というセリフがあるのですが、もうほとんど、詞は思いついてないけど自分が奏でるギター演奏は進んでいくからとりあえず言っただけ、みたいなノリを確かに感じました。あれは作詞作曲というよりアドリブです。

あと、「ワンダーボーイ」を筆頭に、「涙」とか「ボンバー」とか、この曲全般を支配する象徴的なワードの数々は、ほとんどたけし君の普段の口癖です。「ワンダーボーイズ」もよく言う。この曲と関係ないところでは、「金玉」が頻出します。ここ数ヶ月にわたって「金玉」をよく聞く。

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あー、これは無断過ぎるから、ちょっとだけ公開します。すぐ消します。
たけし、サト、僕が作曲した瞬間の音声です。

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ただ、ここが重要なのですが、作曲は10分ですが、僕がひとりで担当する打ち込みは8時間くらいかかりました。ここが重要です。

でも、打ち込みって、早いと2時間とか3時間で終わることもありますが、あの曲は、なんか、こだわってしまったのか8時間くらいかかりました。